大阪メトロは、中央線に新型車両400系(6両編成23本)と30000A系(6両編成10本)を導入すること発表。
※30000A系は2022年7月から、400系は2023年4月から運行開始予定。
◆400系
最新の車両技術を取り入れ、現在運行中の20系と24系全てを置き換える計画で、24系は他路線に転用予定で、30000A系は大阪・関西万博開催期間中の輸送力増強用に確保するために導入し、万博終了後は谷町線へ転属させる予定。
細心の車両技術を採用した、近未来的で今までに無いデザインで『乗って楽しい』を形にしたそうです。
車内には乗務員室から確認が可能な防犯カメラを設置や、ワイド液晶ディスプレイを各扉上部に設置し、4か国語の運行案内。
また、空気浄化装置や車内Wi-Fiの設置される他、車両状態のモニタリングや自動運転実証実験等、新たな技術開発に取り組むとの事です。
外観デザインでは、ホームドアに対応して各ドア部分に路線カラーのグリーンを配色。
各車両の車いす・ベビーカースペース付近の扉には、ブルーを配色しています。
車内は、天井を落ち着いた配色にするとともに、壁面と床面を明るくし、多色使いの座席と相まって、モダンで快適な空間に。
各編成1両に大阪メトロで初のクロスシートを採用されます。
また、先頭車両にはモバイル用電源(USB)付きカウンターを設置し、乗客のニーズに対応。
◆30000A系
2011年に御堂筋線で運行を開始した、30000系車両を中央線用に改良。
車両の低床化や、優先座席の明確化等、大阪メトロが進めているバリアフリー化を踏襲。
車内の乗降口上部にワイド液晶ディスプレイを設置(千鳥配置)し、400系同様に4か国語による案内表示で、乗り換え案内等をわかりやすく表示。
御堂筋線の30000系は路線カラーを帯で配色していましたが、30000A系は路線カラーは残しつつも、スパークルドットを取り入れた、斬新なデザインを採用。
座席部分の背面と座面の色を変え、背をゴールドイエローに、座面をターコイズブルーにして、下方に重心を置くことで、車内全体を明るく軽やかなイメージにし、外観デザインにもあったスパークルドットを車内の所々に取り入れる事で、近未来的なイメージを演出。
詳しくは下記をクリックしてご覧ください。
中央線の新型車両デザインは、以前に夢洲駅などのイメージデザインに出ていた、デザインの車両の感じになるのかと思っていたら、それ以上のデザインになっていたのにはビックリでした。
座り心地を向上させるために、座席に背面を高くしたことで、側面の窓がJR九州の821系の様に小さくなったのが、ちょっと不細工な印象を受けます。
クロスシート車両の窓も同じ大きさの様なので、クロスシート車両部分の窓は大きめにして、そのほかの車両は窓の下方部分をブラックに装飾するとかすれば、見栄えが良くなるような気がするのですが・・・
座席の背面を高くして、窓を小さくした事で、小さな子供が窓側に向いて景色を楽しむことが出来なくなってますね。
躾のできないマナーの悪いのが居ますので、ある意味仕方ないのかも？
24系は他路線に転属させるようですが、何処へ転属させるのでしょうか？
可能性としては四つ橋線でしょうか？
30000A系は万博終了後に谷町線へ転属するようなので、22系の初期投入車両と置き換えを行う可能性が考えられますが、24系の転属先は四つ橋線になりそうな気もしますが、400系や30000A系の投入で既存車両の動向が注目されます。
30000A系が谷町線へ転属させる際のデザインは、ラインカラー部分を変更させるのか、既存の30000系のカラーリングに変更されるのかも気になるところですし、内装も変更されるのかも気になります。
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