当ブログで2018年1月12日に近鉄通勤車両の新車導入はいつになるのかを書いたのですが、そこから3年半が経過した今現在も、近鉄は通勤車両の新車導入計画が明らかになっておりません。
近鉄の通勤車両の新車導入は2009年3月の近鉄奈良線と阪神なんば線との相互直通運転の開始に伴い、奈良線系統の車両を集中的に置き換えが行われ、9020系と9820系を投入したのを最後に、通勤車両の新型車両の投入は行われておりません。
その後は、汎用特急車両の22600系の増備や、50000系”しまかぜ”の投入。
そして、昨年の春にデビューした、名阪特急用の豪華車両80000系”ひのとり”の導入が行われました。
80000系”ひのとり”の投入が完了したら、通勤車両の新車投入を行い、旧型車両の置き換えを行うという噂もあるとかないとか?
しかし、近鉄は京都~吉野間直通のフリーゲージトレインの開発や、近鉄奈良線から近鉄けいはんな線を経て、大阪メトロ中央線へ直通する特急車両の開発の計画を発表。
フリーゲージトレインについては、まだ開発段階なので導入時期は未定。
集電方式が異なる、夢洲直通の特急車両の導入は当初、大阪・関西万博開幕前の導入を計画していましたが、IR開業までの空白期間の需要などが見込めないことから、2020年代後半の導入の計画に見直された様です。
集電方式の異なる新型車両はドイツの企業と開発が進められている様です。
で、問題の通勤車両の方ですが、奈良線系統は集中的に置き換えが行われても、8400系等の旧型車両が今でもたくさん活躍している他、置き換えの関係で大阪線に8810系1編成と9200系3編成が転属、名古屋線に9000系が8編成転属し、大阪線や名古屋線の旧型車両と置き換えが行われたのですが、奈良線から転属した車両もかなりのベテラン車両で、そこそこの長距離運用に入ります。
特急車両ばかり新車を投入し、通勤車両の在来車両は内装更新を行い、騙し騙し使っているような状態です。
最近、大阪線・名古屋線の1252系のVE53.VE57.VE60の3編成の行先表示がLED表示に変更されています。
このLED表示は新車投入の試験的な要素が含まれているのか、ただ交換しただけで他車に普及するのか気になるところです。
大阪線や名古屋線は2410系や2610系.2800系等の超ベテラン車両が、今でも阪伊間や名伊間の長距離運用に入っているので、騙し騙し使うのも限界が来てると思います。
昨年、南海電鉄高野線の最古参車両6000系を8300系に置き換えが始まりましたが、近鉄は何時になるのでしょうか?
コロナ禍の影響で利用客の減少などで収益が悪化。
近年はダイヤ改正の度に減便が行われているので、通勤車両の新車投入は夢のまた夢の話なのでしょうか?
近鉄は通勤車両の置き換えについて眼中に無い訳では無いみたいですが・・・
そろそろ置き換えないとヤバいと思いますよ(^^;)
rapidexpresshk16hs32.hatenablog.com