2012年の3月13日に九州新幹線の新八代~鹿児島中央間の開業に合わせて運行を開始した、観光特急『はやとの風』ですが、運行開始以降は多くの観光客が利用し、毎日運転されていました。
2015年3月のダイヤ改正で、自由席だった2号車の大半を指定席化が行われたのですが、
2011年3月13日より九州新幹線が全線開通(3月12日)に合わせて登場した、指宿枕崎線の観光特急『指宿のたまて箱』(鹿児島中央~指宿)の運行開始で、『はやとの風』の利用客が年々減少。
2018年3月17日のダイヤ改正以降は、臨時列車扱いになりました。
そして、2019年9月19日以降は完全に運休。
たまに、団体列車等で運用に入ることがあるようですが、特急『はやとの風』としての運行は全くなくなりました。
昨年の豪雨災害で肥薩線の吉松~人吉~八代の区間が壊滅的な被害を受け、未だに復旧のめどがたっておらず、最悪は廃線になる可能性もあるとか?
吉松~人吉間を含め、ほぼ手付かずの状態の様なので、『はやとの風』の運転再開は当分先になるかと思います。
『はやとの風』は運行開始以降、特に車両を改修したとかもなく、そのままの状態で運行していました。
前にも当ブログで触れたことがあるのですが、土日祝日でもほぼ空気輸送の状態だったので、テコ入れが必要なんじゃないかと思っていたら、臨時化になり、そして長期運休になってしまいました。
あくまでも個人的意見ですが、JR九州の走らせたらテコ入れせずに走らせっぱなしで、利用客が減れば運休という無責任な対応。
沿線自治体などの協力も必要だと思うのですが、沿線自治体もイマイチ乗り気がしないのか、コロナ以前からの話なので、霧島への観光客が減っているのは自業自得なのかも?
ダイヤ改正の度に運行本数が減少する吉都線(吉松~都城)の活性化をさせるために、運休中の『はやとの風』を吉都線にも走らせ、都城まで運転させれば良いのにと思うのですが、豪華観光列車を走らせることだけに集中し、地元利用客を無視して観光客集客に力を入れる、JR九州に色々と思うところがあります。
運休直前の状況を見ると、廃止になる可能性もなくはないですが・・・
また肥薩線を走る『はやとの風』の姿をは見ることができるのでしょうか?
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